TPP

TPPと経済

TPPの締結によって何が変わってくるのでしょうか?
TPPを推進している立場の政府や議員の人たちが言うことには、大きな経済効果が期待できるのだそうです。
それではどれくらいの効果なのでしょうか?
その試算が政府とメディアなどが算出したもので大きく異なっています。
この数字が違うために、議論がかみ合わないのです。
GDPで0.54%の経済効果だけだとの試算があります。
これならば何のメリットもないと思われますよね。
そして、マイナス面では国内の産業への打撃が考えられているのです。
世界経済の仕組みは非常に複雑です。
単純に関税がなくなったからと言って、安い商品がどんどん入ってくるとは限りません。
また、安いから売れるとも言えないのです。
それでは、TPPのメリットはどこにあるのでしょうか?
政府の話や経済学者の話を聞いているとよくわからなくなりますね。
自分でTPPのことを調べてみると一番いいのです。
しかし、作成された記事を作っている人が、どのような考えなのかによって内容が違ってきます。
本当のところは誰にもわからないのでしょうか?

そのような状況の中で、政府がTPP締結に向けての検討を始めたと言うニュースが流れています。
農業に携わる人たちからの猛反発がありますよね。
でも、農家の人たちの反対の根拠もよくわからないのです。
実際に打撃を受けるのはどれくらいの人たちなのでしょうか?
また、それが経済全体に占める割合はどれくらいなのでしょうか?
各人が勝手に意見を述べていますから、一般消費者としてはどれを信じればよいのかわかりませんよね。